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冷たい雨

11月の雨は冷たい。

冷たい雨が降る夜、真澄はマヤのマンションを訪れた。

社長室の窓を冷たい雨が打ちつけたせいかもしれない、こんな夜はぬくもりが欲しい。

夜も遅い時間だったので、合鍵で部屋に入る。

リビングのソファーのラグに、小猫のように丸まって、ブランケットをぎゅむとにぎって転寝をしているマヤがいた。

「マヤ、こんなところで転寝していると風邪を引くぞ」

「ん、ま、真澄さん?こんな時間にどうしたの?」

「恋人が、夜部屋を訪ねるのに、理由を聞くの?」

「えーと、おかえりなさい」

「ただいま」

真澄はマヤを抱きしめ頬に口付ける、柔らかいぬくもり、マヤからは甘い香りがする、疲弊した心と体が軽くなるようだ。

冷たい雨の降る夜は、柔らかいぬくもりが欲しくなる。

ただ抱き合って眠るだけで、たとえ明日の朝も冷たい雨がふっていて、寒い朝だとしても、ぬくもりが続くのだから。
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